アンフィルム青年日記

口だけ達者な20代若者が「低品質・大量生産」というスタンスでアクセスを愚直に獲得していくブログ。お問い合わせはunfilmoui@gmail.comまで。


自称心理カウンセラーより臨床心理士(公的心理師)を探すべき理由

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「心理カウンセリング」は医療行為である。当たり前である。人の精神を分析して、数ある療法の中から患者に合う療法を選択して治療していく。これが心理カウンセリングである。「ただクライアントの話を聞いて励ますこと」ではない。クライアントにポジティブな言葉を浴びせるだけなら誰でもできる。心理カウンセリングとはもっと繊細なものであることを理解する必要がある。

 

●「心理カウンセラー」は誰でも名乗れるが「臨床心理士」と名乗るには大学院を経る必要がある

 
ブログを使って「心理カウンセラー」と名乗り「臨床心理士(または公的心理師)」と同等の料金を受けとるエセ・心理カウンセラーがこれほど存在してるのは日本独特である。通常、臨床心理士として心理カウンセリングを行うには大学院を経由しなければいけない。詰まるところ、このようなエセ心理カウンセリングビジネスが通用するのは「日本が精神医療後進国だから」という理由以外ない。もし、この国の精神医療が発展していけば、エセ・心理カウンセリングビジネスは間違いなく滅びる。精神医療に関わる資格を有していないにも関わらず「心理カウンセラー」と簡単に自称すること自体が問題なのだ。昨年には「公的心理師」という新しい国家資格が生まれ、日本における精神医療がどのように変わっていくかは注目である。発展して欲しいと切に願う。
 
 

●エセ・心理カウンセラーが行っていることはブログビジネスの延長である

 
私が個人的には閲覧してきたエセ心理カウンセラー達のブログは「ブログビジネスそのもの」である。ブログビジネスとはその名の通り「ブログを通して収益を生むビジネス」のこと。手順は次のようだ。(1)ブログをつくる (2)記事を書く (3)SEO対策をする (4)読者を確保する(5)アフィリエイト広告を貼る 
エセ心理カウンセラーの目的は「カウンセリング料金をクライアントから頂くこと」である。ブログに読者が集まれば「講演会・書籍執筆」という道も拓ける。そのためには、ブログ・SNSを高頻度で更新してアクセスを稼いでいくことが大切だ。
 
 

●サイト・記事作成を外注を丸投げ可能。ウェブライターとして心理カウンセリングの記事を書いていました。

 
もし、ブログ作成から記事更新までの行為が面倒であれば、「全てアウトソーシング(外注)が可能」である。ウェブデザイナーとウェブライターに仕事をふれば、お金は掛かるがあっという間に立派な心理カウンセラーのブログができる。実際に私も、ウェブライターとして心理カウンセリングの記事を担当していたことがある。つまりは、"あなたが読んでいるエセ・心理カウンセラーの記事は本当に本人が書いているのですか?"ということ。まぁ、本人が書いていても精神医療に関する知識がなければ、誰が書いても同じであるのだが。
エセ心理カウンセラーの行っていることは「医療行為性よりもビジネス性が強い」のは言うまでもないだろう。
 
 

●まるで自己啓発?問題は精神医療にフォーカスを当てた記事が非常に少ないこと

 
心理カウンセリングは「自己啓発」ではないことを声を大にして言わなければならない。
エセ・心理カウンセラーの記事に多いのは「読者の感情を揺さぶるもの」だ。正直、「自己啓発本(ビジネス書)」と全く同じようなことが書いてある。エセ・心理カウンセラーは精神医療にフォーカスを当てた情報を発信しない傾向にある。臨床心理士とは比べ物にならない知識レベルの低さである。だったら、最初から古本の自己啓発本を読み込んだ本がお金も掛からないし新しい知見も得れるのではないだろうか。
 
 

●悩みを人に相談したいか、プロに相談したいか

何度も繰り返すが、心理カウンセリングは「医療行為」であるのだ。もし、あなたが精神的な悩みを「人」に相談したいならエセ・心理カウンセラーでも良いだろう。しかし、もし「プロ」に聞いてもらいたいと思うなら、臨床心理士(または公的心理師)のもとを訪れるべきである。彼らプロは心理学のみながら医療知識も持ち合わせている。
 
 

●心理カウンセリングとお悩み相談は別物である

私は臨床心理士による心理カウンセリングによって救われたから、このような文章を書いている。何事も試してみないと分からないが、エセ心理カウンセラーにカウンセリングを依頼してと、恐らく私の問題は解決できなかっただろう。
もし、あなたがエセ・心理カウンセラーに救われた経験があるなら、この文章には反論すると思う。しかし、心理カウンセリングはお悩み相談ではなく医療行為である。エセ心理カウンセラーが「心理カウンセリング」という名でお悩み相談をするのは構わない。しかし、本格的な(医療行為として)精神的救済を求めている人にとっては為にならない。もし、ネット上で活動する心理カウンセラーに依頼するなら、「資格・経歴・実績の3点」をしっかりと確認するべきではある。
経歴のある時点で突然、「心理カウンセリング始めました」なんて当然論外である。
 
そもそもお悩み相談なのになぜ資格を有する臨床心理士・公的心理師と同様の料金を取るのだろう。なぜなら、これはビジネスであるから。心理カウンセリングという名のビジネスである。ビジネスをすることは全く悪くない。しかし、素人がお悩み相談を心理カウンセリングと名付けて、カウンセリングするのはあまりにも無責任である。以上。