アンフィルム青年日記

口だけ達者な20代若者が「低品質・大量生産」というスタンスでアクセスを愚直に獲得していくブログ。お問い合わせはunfilmoui@gmail.comまで。


池上彰のお金の学校を金融知識ゼロの初心者が読んで感動した

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「お金」は文化的に生きる私たちの必要不可欠な道具。しかし、私たちは一体どれほどお金について知っているでしょうか?
 
義務教育の中でもお金について学ぶ機会は積極的に設けられていません。また、社会人になって給料を貰っても、決してお金について詳しくなるわけではありません。
 
お金というのはこの世に存在する物質の中でも、もっとも奇妙なものです。人生を支える最重要なファクターであるにもかかわらず、詳しくは分からないもの。仕事をいくらしたところで、お金というものは理解できません。もし、お金が貰う・使う中で詳しく理解できるものであれぼ、管理職で月60万の給料がある中年サラリーマンがよく分からない投資信託を買って自分から損をしにいくはずがありません。(私の知り合いのこと)
 
お金は自分から学びにいかないと知り得ない特異なものだということ。まず、私たちは、その事実をしっかり把握する必要がありますす。
 

●今からお金の勉強?「池上彰のお金の学校」を読めば良い

もしあなたがこれからお金の勉強を一からするなら、おすすめの本があります。
 
 
テレビをご覧になっている方で池上彰さんを知らない人はまずいないでしょう。池上彰さんは各局で教養番組を持っており、圧倒的な情報量を視聴者に分かりやすくアウトプットするお方です。数多くの書籍も手掛けており、どれもよく情報がまとまっています。
そんな池上彰さんが「お金」について執筆したのが「お金の学校」です。今回はこの本がどれだけ素晴らしいかを紹介していきます。
 

●これ以上分かりやすく説明できないレベルでお金について学べる

「お金の学校」の構成は以下の通り。お金の"学校"だけあって、1限目は「お金の歴史」から始まります。
 
◯一限目「お金の歴史」
◯二限目「銀行」
◯三限目「投資」
◯四限目「保険」
◯五限目「税金」
◯特別授業(1)「ニュースの中のお金」
◯特別授業(2)「身近なお金」
 
本書の最大の特徴はなんといっても「分かりやすさ」にあります。お金に関する書籍は理解に苦しむものが多い中で、これほどまでに理解しやすいものがあったでしょうか。「お金を知らない読者でも理解できるように」と池上彰さんが極限レベルまで、分かりやすさを追求したと実感できます。
 
これからお金について学びたいと思うなら、これ以上の書籍は存在しないと感じます。分かりやすいだけではなく、情報量もありますので、お金に関する包括的な知識を得ることができます。

 
 

●「池上彰のお金の学校」で印象に残った文章

正直、お金に詳しくない私にとって本書は目から鱗の情報ばかり。知らないことがありすぎて、"これを読んでいるといないのではその後の人生に差がつく"と心から思いました。
 

お金に関する漢字には「貝」という文字が入っている

お金が生まれる以前の中国では、「子安貝」が貨幣としての役割を担っていました。希少性が高く、丈夫で保存性も高いためです。子安貝を持っていれば安泰。いつでも自分が欲しいモノと交換をすることできたそうです。この歴史的背景は日本の「お金」にも影響しています。実際に日本のお金にあつわる漢字を見てみると、「"貴"重品」「"貧"しい」「"買"う」などのように「貝」という文字が入っています。
「なるほど」と感心してしまう豆知識です。
 

金利は「我慢料」と「レンタル料」

金利という言葉は知っているけど内容は説明できない」という方は非常に多いと思います。金利が高い、金利が低いと言いますが、その実態はつまるところなんであるのか?池上彰さんは、「金利は我慢料とレンタル料」という表しています。
 
まずは「我慢料」の意味から。皆さんが預金口座にも「金利」が働いています。たとえば、100万円の預金を引き出さずに一年待てば「1年分の金利」、これが10年だったら「10年分の金利」を手にいれることができます。つまり、「我慢した期間だけ我慢料を預金に足してあげるよ」ということです。
 
そして、「レンタル料」というのは私たちが銀行などの金融機関にお金を借りたときに発生する金利の役割です。池上彰さんはレンタル料としての金利をレンタルビデオ店に例えています。レンタルビデオ店であるビデオを一泊二日でレンタルすれば「そのビデオを今日と明日自由に観れる権利」が手に入ります。このレンタルされたビデオは「銀行から借りたお金」のことです。
 
「特定の期間お金を貸してあげるから返還期限までレンタル料と一緒に返してね」というのが金利です。
ねぇ?今まで理解してなかった金利の輪郭が浮き彫りになってきませんか?
 

保険は「リスクに備えた助け合いのシステム」

最近では多種多様な保険が販売されています。決してポジティブな意見ばかりではなく、「保険なんてお金の無駄」と言い切るブロガーも時々見掛けます。しかし、そのような否定的な発言に影響される前に「保険とは何か」について考えるべきでしょう。
 
四限目「保険」の冒頭で、池上彰さんは「保険はリスクに備えた助け合いのシステム」だと断言しています。保険には「貯蓄型」「掛け捨て型」があり、前者であれば満期に一定額が金利付きでお金が返ってきます。しかし、池上彰さんはこれを「おまけにすぎない」と書いています。「払ったお金は返ってこない」が保険の基本。あくまで病気や事故が起こったときのリスクヘッジでしかないのです。
 

●いつまでお金について無知なつもりか?知らないと損するじゃなくて「知ってたら相当得をする」

本書のキャッチコピーは「知らないと損する」というもの。しかし、実際は多くの人がこのようなお金に関する知識を知らずに人生を終えていきます。経済について考える人はマイノリティーでしょう。
 
だから、私は当書を「知っていたら相当得をする本」と言いたいです。私は当書をAmazon Kindleで540円で購入しました。今後の人生で得をする情報がたったの540円でベッドの上に居ても買えるって素晴らしい。当書を羽切にお金の教養レベルを上げていこうと思います。
 
「池上彰のお金の学校」
相当おすすめです。