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ジェネラリストになりたい人なんていない

「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」という2つのビジネス用語があります。ジェネラリストとは広範囲の知識・技術・経験を一定以上有している方のことを指し、スペシャリストは特定の範囲の知識・技術・経験を"スペシャリスト"と呼ばれるレベルまで伸ばした方のことを言います。

ジェネラリストとスペシャリスト、どちらの存在も社会に必要であります。どちらが欠けていては社会は成り立たない。

●注射が上手い看護師


それは現在入院生活を送っていても感じます。ある看護師の人は手当て、コミュニケーションそして注射すべてにおいて、許容範囲と言える能力がある方がいます。どちらかというと、ジェネラリストと言えますね。
しかし、長い入院生活、それも点滴を多く打たなければいけない怪我・病気では「注射がものすごく上手な注射のスペシャリスト」が便りになります。注射の針を多く刺していると、若くても血管が傷み、腕が腫れてしまいます。だから、注射がうまいスペシャリストの看護師か必要なんです。
本当に辛いときは、ジェネラリストな看護師よりスペシャリストな看護師が必要になるんです。

●ジェネラリストと言われる人の中で一体どれほどの人が「ジェネラリスト」としての誇りを持っているのか


"俺はジェネラリストだな"という人の多くは「本当はスペシャリストになりたい層」ではないのでしょうか。私がそう思ってしまうのは、私自身がそうだからです。やはり、みんな何かしらのスペシャリストになりたいのではないか。ほとんどの人が「なんちゃってジェネラリスト」だと思います。
ジェネラリストと呼ばれてるほど広範囲の知識・技術・経験を要していないが、他に自分の性質を分類してくれる言葉がないから、とりあえずジェネラリストということで。そのような感じを受けてしまいます。

●ジェネラリストも何かのスペシャリストを目指さないとジェネラリストにはなりない


結局はジェネラリストも特定の分野でスペシャリストを目指していかないといけないのではないかと思います。スペシャリストをマネジメントしていく能力であったり、スペシャリストと意志疎通するコミュニケーション力であったり、とやはり秀でた武器を作る努力家が必要でしょう。

"まぁどちらかというと私はジェネラリストかな?"と自分の能力に無理やりに制限する必要は果たしてあるのでしょうか。
ましてや、新社会人の段階で議論する問題ではないように思えます。スペシャリストになりたいジェネラリストは居たとしても、ジェネラリストになりたいスペシャリストはそんなに多くないでしょう。