フランス語独学情報サイト「ボンジュール」

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ブログの価値を見直すとき~本や雑誌と比べる必要性はない

振り返ってみると、インターネットと共に青年期を過ごした私にとって、「ブログ」という媒体は非常に重要だったように思えます。

●ブログが契機となり起こしたアクション

たとえば、私は10代後半で海外へ一人旅に出ましたが、そのきっかけを作ってくれたのは2人の旅人のブログでした。
恐らく、この文章を読んでいる方の中にも、他人のブログを通して自分の生活を見つけ直した方や新しい体験に進んだ方も多いのではないでしょうか。本を通して人が新しい体験や考察を得るのと同様に、ブログにもそのようなインパクトがあると私は思います。情報量の多さ、作成までのプロセスの長さ、関わる人の多さでは本の方が圧倒的なため、本と全く同様な効果があると断言はできませんが、ブログもそれなりに効果を持っているのです。特に、若い層には。

●読者へ有益な情報を届けたがり

しかし、残念ながら、最近は「ブログって何だか軽いな」という印象を持つようになってしまったのも事実。ブログが使う人口が増え、利益追求を目的としたブログが増え、ネタが均一化してしまった印象があります。「ブログについて書くブログ」が増えたということです。次第に、個人の考察より他者へ有益性の高い情報を提供することが重要視されています。
でも、その有益性の高い情報というやつが本当に有益なのか?と疑問にも思います。有益性で言えば、やはり本や雑誌に勝てないのではないかと思ってしまうのです。

●無料だからいいのでは?有料記事を購入しなければいけないケースは少ないと思う

ブログは何より無料だから有益なのだと思います。運営側が自分の好きなこを書き、それを読者が読む。運営者も読者も無料で繋がることできていた。しかし、最近はブログで無料記事を書くよりもnoteなどのサービスを作って有料記事に力をいれる人たちも増えています。運営者はブログを金がなる木に成長させるのに必死です。
しかし、有料記事の中は3000円と書籍と同等の値段で販売されているものも。有料記事が値段相応の価値があるのかを判断するのは読者本人ですが、購入前には熟考が必要ではないでしょうか。"本当にこの情報は有料記事でしか読むことができないのか?"と。
無料ブログで書いていたものをただ纏めただけの有料記事なんかも非常に多いですから。


●単純な読み物として面白いブログが少ない

私が個人的に面白いと感じるのは運営者個人の考察が伺えるブログです。私が継続して読んでいるのは、「chikirinの日記」や「ITスペシャリストが語る芸術」あたりです。
どちらのブログも常に新しい発見があり、読んでいて面白いです。あとは、「名もなきライターのブログ」も好きです。

●ブログにはブログなりの良さや価値がある

ブログには運営者の思考がストックされ、ネット環境さえあれば、いつでもどこでもアクセスできる自由度の高さがとても魅力的。そこには、多くの人のバラエティーに富んだ体験が語られているので、自分の問題を解決するための糸口にもなることがあります。
私個人も、辛いときにブログを読んで自分の心を落ち着かせることがこれまでに多くありました。

ブログ、いいですよね。