アンフィルム青年日記

口だけ達者な20代若者が「低品質・大量生産」というスタンスでアクセスを愚直に獲得していくブログ。お問い合わせはunfilmoui@gmail.comまで。


バッド・シード(2018,フランス)

ネットフリックスで「バッド・シード(MAUVAUSES HERBES)」を観た。

当作品は「移民の詐欺師の男が問題児と向き合うことになる」という流れで進む。作品の大きな特徴は、詐欺師の主人公の過去にある。主人公はフランス生まれでなく、外国からの移民であり、幼少期から戦争を通して人間の残虐性を直視してきた過去を持つ。修道院のシスターに連れられて、フランスに渡った(作中では渡仏する場面は一切出てこない)

当作品は、戦争、死、教育、性虐待、ドラッグ等と社会的問題を扱っている。しかし、重たい雰囲気は取り除かれている。メッセージ性の強さはない。

また、作中には、主人公がフランスに移民として育つ一切のシーンが登場しない。また、問題児が抱える問題も深く掘り下げられてはいない。

全体的にデティールに欠く印象を持った。しかし、言い方を変えれば、ストレスなく鑑賞できる作品であった。